2020.03.04
カワイの、〈ピアノのステージ〉より「印象派と現代」をご紹介します。ドビュッシー、ミヨー、ハチャトリアン、カバレフスキー、ショスタコーヴィッチ、中田喜直、長沢勝俊、佐藤敏直、が載っていて、国は、フランス(2)ロシア(3)日本(3)となっています。ヨーロッパで発祥したピアノも、ロシアや日本でそれぞれ自国の民謡を取り入れた音楽を生み出します。日本人の作曲家による曲は、日本のわらべ歌を彷彿させます。古典派との違いは、不協和音や長調、短調のはっきりした区別を持たない音階や、調など、様々な響きを使うなど、しています。〈ピアノのステージ〉は、2冊あり、各時代の特性が分かりやすく、短いながらも濃度の濃い作品に触れる事が出来、飽きずに幅広く学べる利点があると思います。