2020.03.02
カワイの〈ピアノのステージ〉古典派をご紹介します。ガルッピ(1700年代)の「カンツォーネ」という曲が載っていて、カンツォーネについての簡単な説明があります。曲の特徴が説明されているので、知らない作曲家の知らない曲でも、弾き方の指針を得られ当時演奏されていた様子が思い浮かぶようです。モーツァルトは父レオポルドとアマデウスが載っており、どちらも1ページ位の曲です。曲の説明は勿論、モーツァルトの歴史は1ページ割かれています。各時代は1、2あり、短い曲ながら学べる要素が沢山あるのは、研究され作られた名盤を感じさせます。2は、エマニュエル.バッハ、フリーデマン.バッハ、ハイドン、ベートーヴェン、が載っていて、ベートーヴェンはソナチネで2の方が曲が長くなっています。いきなり名曲や知っている曲をやるのではなく、時代に添って小曲から入る事で、名曲といわれる事を、成る程と思えるのです。 これが良い学び方と思います。