2020.01.26
楽譜を見ないで弾く事を暗譜(あんぷ)と言う。これは、脳の〈音楽脳〉を使うので非常に大事である。楽譜が読めるようになって何でも弾けるようになる、と考えがちだが、それは、目で見て理解する脳に記憶され、月日がたつと忘れてしまうが、〈音楽脳〉に記憶されると、何年後でも弾ける事がある。良い例が、お婆さんが子供の頃に習った唱歌を覚えているのは、楽譜を見て記憶したのでなく、〈音楽脳〉に記憶されているから、だから、〈歌う事〉がどんなに大切な事か分かるでしょう。楽譜を見て弾けても、〈音楽脳〉を使ってこそ音楽が積み重ねられると、考えられます。