2020.01.01
元旦に恒例の、ニューイヤーコンサートを観ています。ウィーンの楽友協会ホールは、何度か演奏を聴きに行きました。舞台近くの席からは、チェロ奏者やバイオリン奏者の弓の動かし方、その時の弦の震え、何本か切れている細い弦、そして演奏者の表情の全てが事細かに観れます。何より、〈生の音〉は身体全体を包んでくれ、こんな心地よい体験は、正に〈本物〉極上です。現代では、YouTubeですぐに音楽を聴く事が出来ますが、〈本物の生の音楽〉に包まれるには、やはり、ホールに足を運んで体験しなければ感じられないものが沢山あります。〈本物〉に触れ音楽の醍醐味を体感しましょう。