2019.09.18
音大の定期試験には、全音階とカデンツを120位のテンポで弾く、という課題が課せられます。又音楽教室の講師の研修でも<音階とカデンツ>はよくやっておきなさいと言われます。最初何故なのか分かりませんでした。音階もカデンツも規則に乗っとって出来ています。それが元で曲は作られています。それが<調>です。曲の初めに#や♭がついているし、曲の終わりが、終わった感じになったり、曲が発展していくのも、カデンツの進行によるものです。<音階>や<カデンツ>が身に付いていると、基本的な曲の進行が予測され、曲を覚えるのが早くなります。譜よみが早くなります。基本的な進行がわかるから、変化している部分も把握され、そこに作曲者の意図も読み取れるのです。<音階>と<カデンツ>は大切です。