2019.08.02
楽譜には、強弱や、なめらかにや、元気に、とか色々表現の指示がされています。ではどうすれば、表現できるか?①心で思う→指に伝わる。しかし、そうしたいけれど出来ない事あります。例えば、地面に硬い鉄のボールを落とすと、地面への衝撃は強く、大きな音がします。でも、同じ距離から同じサイズの柔らかいボールを落としても、衝撃は柔らかく強い音は出ません。この原理から、指の硬さ柔らかさ、指が鍵盤の下に到達する速度、指の鍵盤に当たる面積などで、音の違いが出ると考えられます。個々の指の骨の太さや、関節の柔らかさなど、身体的要素があるから、同じ曲が弾く人により、表現が違ってくるのです。でもやっぱり、心が表現を司るので、よく音楽を歌い込む事が大事だと思います。