2019.06.05
私が20代の頃担当していたグループレッスンに、指の障害のあるお子さんが入ってこられました。指の水かきの部分が何ヵ所かくっついてしまって、指の動きが悪いのです。それでも、文句一つ言わず一生懸命練習してきたので、弾けるようになりました。3歳位の時に水かきの部分を広げる手術もして、何とか、好きなピアノが弾けるようにしてあげたり、とにかく出来る事は何でもやって努力したのです。
「やりなさい」と言って嫌いになるといけないから、やりたくない事は無理強いしない、と言うお母さんがいます。それも一理あるかも知れないけど、練習をやらないのは、ワガママかなと、感じる事が多いです。あれこれ考えすぎず、<歯みがき>みたいに、習慣つけるのがいいと思います。《負荷》をかける事で進歩できるのですし、やらないで損するのは、自分ですから。