2019.06.05
指はどの指も、長さ、太さ、向きが違うし、爪の形も大きさも違うので、関節の位置も太さも違う。この<ばらばらな指>を平らな鍵盤の上に乗せて動かすのですから、それぞれの指1本1本には、絶妙なコントロールが必要になってくるのです。
特に《親指》はあの[BACH]様が、黒鍵に使うな、と言われたように、他の指の動きにも影響が大きいのです。《親指》に力が入ると、手全体に力が入ってしまうような構造になっているので、絶対力を抜いていなければなりません。《親指》は鍵盤と接する部分が他の指とは違い横の部分になりますね。動き方も違い動き易いからかえって音が大きくなりがちなので、注意しましょう。