2019.09.01
いつもトピックスをお読みいただきありがとうございます。
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今日は、勉強会に参加してきました。
最初に……今回のLesson6は イタリア歌曲やドイツリートには当てはまりません。
日本語の歌を歌う場合の母音と子音についてです。
ご興味のある方はどうぞお読みくださいませ。
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歌を歌う時、言葉を伝えるためにしゃべるように歌うという方もいらっしゃいますが、その場合息が前に出すぎて母音の共鳴ができません。
歌は母音で歌うのが基本になりますので、子音が強すぎると母音の響きが隠れて、きれいに言葉がつながりません。
そこで母音で共鳴できるようになるための練習法についてお話いたします。
★子音と母音を分けて
「かあ、きい、くう、けえ、こお」と発声してみましょう。
これがまだ少し難しい時は、少しすき間を開けて
「か・あ、き・い、く・う、け・え、こ・お」と発声してみましょう。
★子音は軽く、母音はしっかりと
「かあー、きいー、くうー、けえー、こおー、」と発声してみましょう。
★一つの子音をクレッシェンドして
「かあああああー」と発声してみましょう。
次に、子音が強くなりやすい濁音についてですが、例えばガ行は、鼻にかかったような鼻濁音で歌いましょう。
「んがー」という感じです。
いずれの練習法も、全身を脱力して 身体の硬さを取って、表情筋も使いながら発声してみましょう。
子音が強くなりそうな濁音は他にも
ダ行、パ行、タ行がありますので、常に母音を意識して歌いましょう。
日常において、大きい声ではっきり話すよう心掛ける事も重要です。
ストレス発散で、歌って声を出すことは、いつまでも若々しい声質を保つ為にもとても良い事です。
レッスンでは、ひとつずつ確認しながら行っていきましょうね。
長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。