2019.05.10
連休が終わったら途端に暑くなりましたね。
こちらでは5月末~6月初めに運動会を行う学校が多いので、運動会の練習も始まっています。忙しい中、みんな元気にレッスンに来てくれて嬉しく思います。
さて、先日、我が子の通う小学校の先生とお話しする機会がありました。
そこで、とてもためになる言葉をいただきました。
子供を、この方向に持っていきたい、こういうことが出来るようになってほしい、と思っているとき。
この「方向」を水の流れに例えます。
その子自身が大きな流れで、そこから、指導によって流れを変えていく、ということです。
教師は、まず筋道を付けて、何度も何度も声をかけ、指導を続け、少しずつ筋道を深くしていきます。すると、大きな流れから逸れて、少しずつ筋道の方に水が流れ始める。
はじめはチョロチョロという流れですが、だんだん水が流れるようになってきます。
水がとうとうと流れるようになったら、そこで褒める、ということが大切だそうです。
簡単なようですが、教師は「筋道」を付けるために、明確な意図を持たなくてはなりません。そして、水が流れるよう、見守り続けなくてはなりません。
そして、最後は子供たち自身で水を流せるよう、自立させるのです。自立が出来たら、褒める、ということです。
なるほどなぁ、と思いました。
明確な意図を持つこと、何を教えるのか、どういう方向に持っていきたいのか、筋道を付けること、そして見守り続け、最後は自立させる。もちろん、子供たちは一人一人違いますから、同じやり方は通用しません。
教師には相当な力量が求められます。
我が子の育児だけでなく、レッスンにも通じることだなぁ、と勉強になりました。
少しずつでも、実践していきたいと思います。