2019.03.28
春休みですね。
今日はレッスンの合間を縫って、息子と「なごや子どものための巡回劇場」に行ってきました。
名古屋市では、春休み、夏休みなどの長期休みに子供たちのためのコンサートが開催されます。内容はオーケストラだったりバレエだったりオペラ、人形劇、お芝居など様々で、赤ちゃんから参加できます。小さな子供たちが気兼ねなく聴けるコンサートは限られているので、本当にありがたいです🎵
本日は狂言でした。
私も数回しか観たことがない狂言…
解説つきで、とても分かりやすくクスッと笑えました。
息子は「よく分からなかったけど、楽しかった!」とのこと。それで良い、と思います。
まずは分からなくても実際に観て、雰囲気を感じて欲しい。心が柔らかい幼児期、学童期に出来るだけたくさんのものに実際に触れて欲しいと思います。
実体験に勝るものなし。分かるのは大人になってからでも十分間に合いますからね。
解説の中で狂言師の方がおっしゃっていましたが、今の子供たちはYouTube世代。
退屈なもの、分からないものはピュッとタップして終了です。
でも、生の舞台では、それが出来ません。
退屈かも知れないけれど、だからこそ感じるものがあるのではないか…と。
全くその通りで、音楽にも共通するものがある、と思いました。
演者のお一人がとてもお若いな、と思って観ていたら、なんと、まだ中学生とのこと。
大人に混じって堂々と演じていて、本当に感心しました。4歳からお稽古されているそうです。日々の練習の賜物ですね。
音楽に通じるものも多く、実りの多い一日でした。