2019.03.16
当教室では4月21日に発表会があります。
生徒さん達は、発表会に向けてレッスンそして、日々の練習を頑張ってくれています♪
いよいよ発表会まで1ヶ月!
みんな最後まで通して弾けるようになり、今は曲を「仕上げる」ことを目標にしています。
曲を「仕上げる」とは?
ただ音を追って弾くのではなく、曲想や表現を考えます。
ここのスタッカートは何故、ついているのかな?
スタッカート無しで弾いてみるとどう?スタッカート有りと無し、どう違う?
「スタッカートつけると楽しい感じになる!」
「縄跳び跳んでるみたい!」
かわいい答えが返ってきます。
この曲のどこが一番好き?という質問もよくします。どこか1ヶ所で良いのです、この音ステキだな、この和音が好き!そんな気持ちを大切に弾いて欲しいと思います。
自分の考えを持つ、自分で考えるということが大切です。答はひとつではありません。
きっとピアノ以外の場面でも役立つことだと思います。
間違えずに弾くことよりずっとずーっと大切なことです。
高学年の生徒さんには、曲の全体を把握して、今、自分がどこに向かっているのか?考えながら弾くこともしています。
作曲家のことや、時代背景にも興味を持って欲しいと思います。
たとえば、ショパンが生まれたのは1810年。
リスト、シューマン、メンデルスゾーンも1810年、または1811年生まれで、同い年なんです。たくさんのピアノ曲が生まれたこの時代、どんな時代だったのでしょうか。
日本では、江戸時代後期ですね。
ピアノや音楽だけにとどまらず、教科の境を越えて興味を持ってもらえれば、と思ってレッスンしています。
発表会まであと少し、良い演奏が出来るように頑張っていきたいと思います♪