2018.10.07
ピアノを習いたくて
個人レッスンとグループレッスン、
どちらにしようか迷われている方も
多いのではと思います。
グループレッスンは、
秋の開講が迫ってきましたね。
そんなこともあり、
楽器店のピアノ講師をしてきた私が
まずは、母としての立場で
我が子にどんな選択をしたのか
お話してみようと思います。
我が家には息子が2人。
長男は2歳から
次男は3歳から
どちらにも迷わず大手音楽教室の
グループレッスンを選びました。
選んだのは私です。
理由は、楽しそうだから。
仲間と音楽する楽しみや喜びを
知ってもらいたかったから。
まだまだあります。
・聴くことを大切にしているから
・ピアノだけでなく電子楽器も弾けるから
・小物楽器も経験できるから
・アンサンブルができるから
・歌も歌うから
・個人レッスンと比べると時間が2倍だから
・幼稚園、学校以外のお友達ができるから
グループレッスンは、
1つずつは浅くても
広く多くのことを経験し
学べることが魅力です。
もちろん、いざとなれば
私が自分で教えられる
という気持ちもなかった訳ではありません。
「男の子だから」という言い方は
私は好きではありませんが、
まだまだ一家の主たる働き手は
男性であることを考えると
音楽で食べていく厳しさも分かっているので
専門的に学んで仕事にすることはないな
とも思っていました。
本人が楽しくできなければ
いつでも辞めようと思っていたし、
練習を強要したことは1度もありません。
レッスンの付き添いも
隣に座って見守るだけ。
家で教えることもしませんでした。
高校生くらいになって
バンドをやりたいと言い出すかもしれない
大人になって
音楽をやりたいと思うかもしれない
その時に
少し役に立つといいな
音楽が好きなら嬉しいけれど
嫌いにならないといいな
そう思っての選択でした。
そしてその後、
長男は、教室に通ったのは小4まで。
中学校では文化祭の合唱の伴奏
高校では軽音部で
歌もキーボードもギターもこなしています。
つい先日、
「音楽で人の心を動かして感動させられるって、すごいことだよね」
とつぶやいていました。
音楽が大好きになったこと
グループレッスンを選んで
良かったと思っています。
このお話
また明日も続きます。