吉川春美
藤沢市出身。国立音楽大学声楽科卒業。
神奈川県教員採用試験に合格 。
[取得免許]
中学校教諭一級普通免許(音楽科)
高等学校教諭二級普通免許(音楽科)
養護学校教諭二種免許
その他、リトミックの研修を受け、 指導資格認定証も取得。
県立特別支援学校高等部、中学部に教諭として18年間勤務。障害児教育に携わりながら、知的障害の生徒達とともに教員生活を送る。
職務中の頭部の怪我が元で退職。10年余り後遺症に悩まされる。それまで日々の生活に追われ、自分と向き合うこともなかったが、「自分を生きる」ことを考え始める。声帯があり声が出ること、10 本の指があり、ピアノを弾くことができることに感謝できた時、ようやく自分の中に小さな光を見出すことができた。森羅万象の動き(揺れる森の木漏れ日、鳥の歌声、風や水の流れる音……)から、音楽が生まれ出てくることを再認識する。自分の足で大地を踏みしめる喜び、生きている揺るぎない 喜びを歌に託したいと思うようになる。
2011年より藤沢市でピアノ音楽教室、演奏活動を始める。
牧野正人、佐藤恵利、橋本靜一各氏に師事。
ピアノ音楽教室においても、技術はもちろんのこと、「これからも輝き続けてほしい」というメッセージを伝えている。
また、リサイタル等の演奏活動を数多く行い、自身の技術の向上にも努めている。辻堂カルチャーセンター講師。