2020.08.26
もう6日も前のことになりますが(^◇^;)
先日、保科陽子先生のオンライン講座に参加させて頂きました。
題して、「ハーバード流 育脳ピアノレッスンの教科書」!
以前からピアノレッスンをしていて思っていました。
ピアノの譜読みが早い子、こんな音が出したい!と感受性が豊かな子!
そんな生徒さんの多くが、成長して進学校に通っているのです。
いったい音楽ってどんなに人間形成に大切なものなんだろうと考えた私は、脳科学と音楽教育の関係が研究されていないかどうか検索を試みたことがありました。
でもなかなか良いものに辿り着けずに居た私にとって、この講座はとても興味深く、すぐに参加を決意しました。
講座では、アメリカのバイオラ大学でピアノ講師をされている 河村まなみ先生より、アメリカの音楽教育事情についてお話を頂きました。
大半の生徒さんが、小学校高学年または高校受験を間近にして、勉強か音楽か…
悩む時が来ると思うのですが、現状を見ると
勉強>音楽という方が多いのではないかと思います。
では音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼすのか、アメリカでの研究です。
カレッジ·ボード(大学入学用全国模試を行う機関)の統計を見ると、2015年に全国模試を受けた高校生のうち、4年間音楽のクラスを取った生徒は1年半以下しか取らなかった生徒より平均92点、総合点が高かった。(National Arts Administration and Policy Publications Database, “Arts Facts: SAT Scores and the Arts” 1999 – 2015)
4年間音楽のクラスを取った生徒は一年半以下しか取らなかった生徒より、平均で92点も総合点が高かったそうです。
この試験の総合点は2400点だそうですから、
92点は本当に大きな数字ですよね!
伸び盛りの時こそ、ピアノを習い続けたら学業成績にもいい影響が出る可能性があるでしょうね!
是非ピアノを長く続けて欲しいです。
教室の生徒さんの中にも、学業と音楽のバランスを上手く保って、高校生になっても大人になっても続けてくださっている方がいます。
その生徒さんには私の方から、
「そろそろ高校受験も近くなってきているし、勉強に集中できるようにレッスン回数を減らそうか?」
と聞いたところ、
「ここに来ることで、勉強とのバランスを取ってるから大丈夫です!」
と笑顔を返されたことがありました(*^o^*)
その子もまた、地元の名門大学に一発合格しました。
講座の続きは、また書きたいと思います。