2017.11.27
こんにちは!
現在ヨーロッパはハンガリーの首都、ブダペストにいます!
昨日までの3日間はロンドンにおりました。
日本(東京)→ロンドン経由でブダペスト→ロンドン→ブダペスト
と、航空券の関係でフライトが多くなってしまいましたが、この5日間で計20時間のフライトはさすがに疲れました…
さて、何をしにロンドンに行っていたかというと、コンクールに参加するためで、イギリス、ロンドンにあるリスト協会が行っている国際ピアノコンクールに参加しておりました。
すでにファイナリスト8人のうちの1人になっておりましたが、
この度、優勝させていただくことができました!!!!
写真は、審査員5名と第2位のピアニストとの写真です!
審査委員長には、リストのピアノ曲を全曲録音(CD99枚、時間にして5日分!!)をして、ギネスにも認められている、世界的リストの権威のレスリー・ハワード氏がいらっしゃったので、大変緊張はしましたが、大変嬉しい結果です!!!
しかしコンクール前日は1時間弱のみの練習、当日は全くピアノを触ることができないという状況での本番で、演奏を始めるまでは不安でいっぱいでした。
これまでコンサートやコンクールは多く経験しておりますが、朝起きてから一切ピアノを弾かずに人前で演奏したことなど、1度もなかったからです…!
初めて経験した、決して良いとは言えない環境・状況での演奏でしたが、本番は楽しく演奏できました。
素晴らしい教会での演奏で、ヨーロッパの教会ならではの響き、ヨーロッパのピアノの響きを感じながら演奏でき、本当に楽しかったです。
もちろん曲目はすべてリストでなければならないので、僕はハンガリー狂詩曲を2曲、それにマイナーではありますが、非常に素晴らしい曲を1曲、計3曲を演奏しました。
コンクール終了後、審査員の先生方や聴衆の皆さんとお話させていただきましたが、
・コントラストが素晴らしく、聴いていて楽しかった。
・音色の種類が豊富で、特に弱音が繊細でよかった。
・本場ハンガリーの雰囲気を音楽から感じることができ、楽しかった。
などなど、いろいろお言葉をいただきました。とにかく嬉しく思うばかりです。
とくにブダペストのリスト音楽院で学んできた身としては、上の最後のコメントは特に嬉しく思います。
今回の結果を自信にしながらも、謙虚にさらに上を目指して努力をしていきたいと思います。
そして、今回ヨーロッパの地で認めていただけたことを誇りに、レッスンで皆さんにお伝えしていきたいと思います!
どうぞお気軽にお問い合わせください!
鈴木啓資