2014.07.12
パイプオルガンをみなとみらい大ホールで体験するイベントに参加できることになった生徒さん、好きなバッハがますます好きになるかもしれません。「うれしくて先生に早く知らせたくて」とレッスン中に目を細めました。
私も鍵盤音楽史の研究者としてドイツのリューベックとハレでバッハとブクステフーデを奏したことがあります。音楽をやってきて本当に良かったと思った瞬間でした。高みに上り、自らかなでる音に圧倒される、フーガの音が教会の石造りの壁をこだまし、フーガがフーガであるゆえんがわかった経験でした。
そのような経験を若い頃にできるとはとてもすばらしい。「音楽をやっていて良かった」と思えるよう、こちらもレッスンに励んで本番良い演奏ができるように指導していきたいものです。
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2014/08/-86presents.php