2018.01.29
お教室には様々な楽器があり、今、弾いている楽曲に合わせて、合奏を楽しんでいます。なぜ、ピアノ以外の楽器を?と思うかもしれませんが、ピアノは、歌とは異なり、特に呼吸に気を使わなくても、曲は弾けます。極端に言えば、息を止めても演奏可能です。けれども、その演奏は、人に伝わるのでしょうか?
文章に打つ、読点や句点と同じように、フレーズを意識した演奏、息つぎをしている演奏は、メロディーを鮮明に伝え、表現豊かな演奏へと導くはずです。
リコーダーなどは、どこで、息継ぎをするか、どこをつなげるのか、など、気をつけて吹いていると思います。ピアノの演奏も同じように、楽譜をいつもより長く眺めて、どこが読点を打つ場所かな?どこで息つぎをしたら良いかな?句点となる(終わりの音)ところは、ドスンと弾かない様にしよう。など、気をつけてみましょう。きっといつもより、素敵な演奏になるはずです。