2025.10.01
先日の発表会では小さな身体で
堂々とした演奏を聴かせてくれた男の子くん
発表会明けのレッスンで
楽譜に出てきた
「スタッカート」の記号を見て
自信満々に鉛筆を走らせました
書き込まれたのは——
「す田か田と」!
なるほど、何となく当たってるっぽい(笑)
田んぼの「田」が書けるようになったことも、立派な成長です
惜しい…!
でもこの「惜しい」こそが、学びの入口だと感じます
音楽に限らず、子どもの成長は
「試してみる → 間違える → 修正する」の繰り返し
自信をもって「知ってる!」と言えること
そして間違いを通して本物に近づいていけること——
どちらも、とても大切な経験です
ピアノの先生としては、思わず笑みがこぼれつつも
その瞬間をそっと見守りたい気持ちでいっぱいになります
今日の「す田か田と」が
明日の「スタッカート」につながっていくのですから