2025.07.18
小学生の女の子ちゃん
腕に巻いてきたのは
折り紙で作った腕時計

針は、しっかり「3時」を指しています
「これね、いつでもおやつの時間になるように、3時にしたの」
なんて素敵な発想!
思わず笑ってしまいましたが
子どもならではの感性に
心が和みました
そしてレッスンが始まると
その生徒さんがふと時計を外しながらこう言ったのです
「先生んとこのピアノを弾くから、時計は外さなくちゃね」
折り紙の時計だから
ピアノを傷つけるようなものではありません
でも、「みんなで使う大切なピアノだから、優しく扱いたい」と気づき
行動にうつしてくれたその姿勢が、何より嬉しかったです
自分の楽しみと 周りへの配慮
そのバランス感覚が
しっかり育っているんですね
小さな手の中に詰まった
おやつへの情熱(!)と
音楽への思いやり
一緒に過ごす時間のなかで
こうした優しい心が育っていくことが
この教室のいちばんの宝物だと改めて感じました