2021.02.16
おおたピアノ教室では、特に絶対音感訓練の為だけのクラスは開講していません。絶対音感を付けるには、ある程度早くから始めることが重要とされています。
何を?
それは、音に親しむことです。
なので、音感訓練じゃなくてもピアノを習ってちゃんと毎日しっかり練習していれば身に付くのです。
年齢と練習、そのどちらかが欠けていれば、身に付く可能性は下がります。
逆にいうと、どちらも満たしていれば、ほぼ120%身に付くと私は思っています✨
練習というのは、毎日それなりの時間ちゃんとピアノに向かうということです(音感が身に付く練習量には当然個人差がありますが)
早くから習い始めても、家で練習の習慣が無く1週間に一度レッスンでのみピアノを弾く、というような生徒さんは、絶対音感は身に付きません。
遅くから始めても、毎日ピアノに触れて練習を頑張っている生徒さんは、相対音感を身に付けることが可能です。
音大受験やプロの演奏家としてやっていくためには、絶対音感か相対音感どちらかがあれば大丈夫です(どちらも無い人というのはいないのではないかと思います)
長々と書きましたが、当教室に三歳半から通ってくれている男の子、通い初めておよそ1年半で絶対音感がついたようです😊
少しずつ集中力を付けながらゆっくりピアノを頑張ってきました。なかなか練習がうまいこといかずお母さんが大変そうな時もありましたが、二人三脚で頑張ってしっかりおうちで練習して下さっていました。その成果が出たのですね✨
音感の何がそんなにいいのかというと、これからピアノでどんどん難しい曲を弾いていくようになる時、譜読みの助けになります。音楽理論も、理解しやすくなります。いわゆる耳コピも出来ますし作曲もしやすくなるので、ピアノ以外の楽器をやるときにもおおいに役立ちます!
お母さんからは、何度か、練習について相談を受けたりもしました。大変な思いをして参っている時もありました。それでも頑張って下さっていたお母さん。上達しているか不安と言っている時もあったお母さんに、おめでとうと言いたいです😊
絶対音感がゴールではありませんが、ひとつ成果がハッキリ出たことを私も嬉しく思います。