2018.12.01
生徒さんの保護者の皆さんの中には、昔ピアノを習っていたという方も少なくありません。そのほとんどの皆さんが、バイエル教本で勉強されていたようです(かくいう私もその一人です)。
ところが今はどうでしょう。
楽器屋さんのピアノ教本コーナーには、数十種類、何千冊もの教本が並んでいます。
膨大な中からどれを選ぶのか?
生徒のピアノ人生を左右する初めの一冊。生半可な気持ちでは選べません。
おおたピアノ教室では、吟味して採用している数種類の教本の中から、生徒さんの年齢・性別・適正など様々なことを考慮して初めの一冊をお渡ししています。ピアノはせっかくマンツーマンのレッスンですから、学校の教科書のように一律ではなく、その子に合う教本を考えて選んであげたいなと思っています。
音符や楽譜の大きさはどれくらいが見やすいのか?ゆっくりじっくり課題を反芻するタイプのものがいいか、どんどん次の曲に進むタイプがいいか?一曲は長めがいいか、短めがいいか?更には、かわいい絵がたくさんあった方がいいのか、シンプルがいいか?まで。
その子の長い長いピアノ人生の扉を開けられるような一冊になるようにと、願いながら選んでいます。
教本に関して、質問などありましたら遠慮なく聞いて下さいね。