ピアノ・レター 2025.5 童謡の不思議「こいのぼり」
2025.04.22
🎶屋根より高い鯉のぼり
大きいまごいはお父さん
小さいひごいは子供たち
おもしろそうに泳いでる🎶
端午の節句といえば、こいのぼり!
お子さん方の健やかな成長を願う童謡として
親しまれていますね。
しかし、
こいのぼりの歌詞をよく見てみると、
お父さんと子供たちは出てくるのに、
お母さんは出てきません。
どうしてなのでしょうか?
鯉のぼりといえば、
黒、赤、青、3匹のこいのぼりが
風に泳いでるイメージですが、
童謡「こいのぼり」がつくられた
昭和初期のこいのぼりといえば、
父親を象徴する黒い大きい「まごい(真鯉)」
子どもたちを表す「ひごい(緋鯉)」
の2匹だけだったと言われてます。
そして、昭和初期といえば、
家庭の中心といえばお父さんという、
家父長制が強い時代でした。
なので、歌詞にも
「まごいはお父さん、ひごいは子ども」
といった形で、
お母さんが登場しないのです。
しかし、現代では、
家族全員の健康や幸せを祈る象徴として
飾られることが増えました。
黒い真鯉がお父さん、
赤い緋鯉がお母さん、
そして青の鯉が子どもたちを表して、
家族みんなが元気に泳ぐ姿を描いています。
古くから歌い継がれた歌から、
その時代背景が垣間見れて面白いですね。
♪*・:.。*♪゜゚・*:.*・゜゚♪・*:.。..。.:♪
↓↓ピアノ体験レッスンのお問い合わせ↓↓
HP下の申し込みフォーム へ
神戸市中央区 さかもとピアノ教室
講師 坂本華子
神戸市中央区脇浜海岸通4丁目
ファミリーマート神戸脇浜店より西へ徒歩1分
*当教室に駐車場はございません。
近隣のコインパーキングをご利用をください。
♪*・:.。*♪゜゚・*:.*・゜゚♪・*:.。..。.:♪