ピアノ・レター 2021.8 ピアノ版ブラインドタッチ
2021.07.19
パソコンなどのキーボードのキーの
手元を見ないで指先の感覚だけで
キーを打つタイピング技法を
ブラインドタッチといいますね。
ブラインドタッチができると、
いちいち文字の場所を探さなくてもいいので、打つスピードがアップ!
しかも、
自分の思う事がダイレクトに文字になるのは気持ちが良いものです。
ピアノでも、ピアノ版ブラインドタッチの「鍵盤感覚」が身につくと
弾けるようになるスピードが違ってきます。
なぜなら、
ピアノは基本、楽譜を見て弾くからです。
楽譜を見て(ド)、
指を見て(ドは…あった、どの指で弾くんだったかな?)、
また楽譜を見て(えっと、どこだったかな?)、
指を見て(以下・繰り返し…)となると、
大変な時間と労力がかかるります。
そうならない為に、
鍵盤の場所を感覚で覚えておくのは、
ピアノをスラスラ弾くには不可欠なのです。
なので、私はレッスン時、生徒さん達に、
「鍵盤のお部屋一つづつに、
指を一本づつ入れて弾いてね」と、
しょっちゅう言っています。
ドに右手の親指を置き、
レに人差し指…と
一つの鍵盤に指を一本づつ5本の指を
ドレミファソと置きます。
その時、手をふんわり丸くしないと
親指がはみ出てしまい、5本乗りません。
鍵盤に乗せた親指を押すとド、
人差し指を押すとレと…音が鳴るので、
鍵盤を見なくても感覚で弾けるのです。
たまに、鍵盤を見ないで弾けるかどうか、
手をテッシュなどで隠して、
「鍵盤を見ないで、楽譜を見て弾いてみて。
できる〜?」と、
短い曲を弾いてもらいます。
すると、ほとんどの生徒さんは、
手を隠して弾く事に
”えー⁈‘’とワクワク・ドキドキしますが、
案外すんなりできます。
皆、「なんや、できるやん!」と、
実は簡単なのが分かるのですが、
その後、気をぬくと、
指は鍵盤のお部屋から出ちゃう、
楽譜を見ないで指だけ見ちゃう、
になるので、
『ピアノを弾く時、
手を鍵盤に置いたら、あとは楽譜を見る』
というお約束が自然にできるようになるまで注意する必要があります。
しかも、手の形もまあるくしないと
上手くいかないので、
手の形も良くなるという一石二鳥です!
ピアノをスラスラ弾くためには、
ピアノ版ブラインドタッチが必須ですね!
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