ピアノ・レター 2021.6 実はスゴイ!「猫ふんじゃった」
2021.05.25
みんな大好き「猫ふんじゃった」。
皆で遊んで弾いたりできる
楽しい曲ですよね。
実は、色々な意味で「スゴイ!」曲なのは
ご存知でしたか?
「実はスゴイ!」その1
楽譜は難しいのに
皆さん耳コピができてしまう。
ピアノを習ってなくても、
みよう見真似で弾けてしまうので、
猫ふんじゃったは簡単だ、
誰でも弾けると思ってる方は
多いと思います。
しかし、楽譜をみてみると、
実は♭が6つもつく変ト長調(または#が5つの嬰ヘ長調)で、なかなかのややこしさ。
楽譜だけ見ると
何の曲か分からないかもしれません。
そんな曲を耳コピで弾いてしまうなんて、
皆さんスゴイです。
「実はスゴイ!」その2
認知度が世界レベル
作曲者は不明です。発祥国も分かりません。
今のように動画で発信している訳でも
ありません。
なのに日本だけでなく
世界28ヵ国にも広まっているのです。
「実はスゴイ!」その3
各国で題名が違いすぎる。
各国で題名の違う曲はたくさんありますが、
(上を向いて歩こう→スキヤキなど)
これ程たくさんの各国で題名の違う曲は
他を見ないのではないでしょうか?
日本の他、台湾、韓国、ルーマニアは
「猫」のついた題名ですが、
アメリカやイギリスでは「トトトのうた」、
ロシアでは「犬のワルツ」、
ドイツでは「ノミのワルツ」、
中国にいたっては「泥棒行進曲」(⁈)
お国柄が出てるようで面白いですね。
日本では誰でも知ってる「猫ふんじゃった」は、
やはり世界中の人々の心にも強く残る
「スゴイ曲」なのですね!
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