2021.04.10
ピアノを弾くのに大切なのは、
言わずもがな「指」ですが、
「指」だけが強ければいいとは言えません。
指を支える第1、2、3関節や、
手の平の筋力も大切なのです。
手の平の筋力とは、
物を握る時に使う筋肉です。
指の付け根にぐるっと円を描くようにあり、
筋力がついてくると盛り上がってくるので
手の平の中心が凹んだようになってきます。
この筋肉を使って弾くと、
音の粒が際立ってきます。
生徒さん達、
この筋肉が使えるでしょうか？
お手玉などを手の平だけで持ち、
逆さにして持てるか試してもらいました。
新一年生のYくんとTくん。
二人とも立派な体格でパワーがあります。
大きい力を出すのは得意ですが、
指先などピンポイントに力を入れるのは、
まだ不得意な感じです。
できるかな⁇
おお、二人ともできています。
右手、左手、逆さまにして10秒、
持てました！
すごい！ 拍手〜パチパチパチ…
年長のRちゃん。ピアノ大好きです。
まだ手は小さいけれど、持てるかな？
なんと、右手、左手できました！
中学生のYちゃん。
右手〜OK！
左手〜あらら？落としちゃった！
もう一度！
あら、また落としたの？
え？無理？
右手はできるけど、
左手が上手く掴めない様子。
そういえば、Yちゃん、普段から左手が弱いところあるかも。
これから手の平の筋肉を意識して弾いてね。
(※後日談:次週はできました。)
みんな、いい音出せるように頑張ろう！
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