ピアノ・レター 2020.3 ゴッホ展 in兵庫県立美術館
2020.02.25
現在、兵庫県立美術館で開催されている
「ゴッホ展」
「ゴッホ」といえば、
鮮やかな色合いの「ひまわり」や、
うねうねとした力強い筆のタッチが印象的な「星月夜」が有名ですね。
27歳で画家を志し、
37歳で亡くなるまでのたった10年の間に、
たくさんの作品を残したゴッホの作品と、
激動の人生を興味深く鑑賞しました。
ゴッホは、牧師の息子として生まれました。
小さい頃から感受性が強く
扱いにくい子供だったようです。
叔父の画商に就したり、
聖職者を目指したりしましたが、
どれも長続きせず、
実家に戻るを繰り返していました。
その間、絵は描き続けていたようです。
画家を志した初期は、
ミレーに影響を受け
農民の生活を主に描いており、
暗く重い色彩でした。
その後(色々あり)パリに移り、
印象派の画家達や
日本の浮世絵から刺激を受け、
明るい色彩や画法など意欲的に取り込み、
作風が劇的に変化します。
しかし、そこでも人間関係のトラブルをおこし精神を病んでしまいます。
(有名な耳切り事件など)
病院で治療を受けながら作品を多数描き残します。
今知られている名作のほとんどはこの時期に描かれたものです。
退院後、フランスの郊外に移りますが、
そこで37歳で自殺してしまいます。
(自殺については他殺説あり)
亡くなってから作品が評価され、
今では『わずか37年の人生で
芸術史を変えた天才画家』『近代美術の父』と呼び声高いゴッホですが、
家族との軋轢、理解者の不足…
彼の人生は悲しい出来事が多かったようです。
彼の生きることへの渇望や、
飢餓的なまでの愛情を欲する気持ちが
数々の名作を残し、美術に貢献しました。
芸術と狂気は紙一重、
まさに「情熱・炎の画家」といえるでしょう。
ゴッホ展は3月29日まで開催しています。
まだの方は是非ご覧になってください。
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