2017.12.25
指の練習曲といえば、コレっ‼︎というほど、
超定番の指の練習曲集。
(シャルル・ルイ・アノン(HANON)フランス人
フランス語はHを発音しないので、アノンとなります。)
色々な先生方がハノンの効果的な使い方を
レクチャーされてますので、
今さら私ごときが言うこともないのですが、
私がハノンを使う理由を挙げてみたいと思います。
目的その①、
手や指の形を、どんな弾き方をしても
正しい形に保つということです。
単純な反復練習だから面白くないとか、
音楽的ではないから
(音楽的に弾く練習もできますが、
もともと楽曲とは性格の違う練習曲なのです。)
無駄だとか言われることもありますが、
正しいフォームを習得することは、
何においても大切な基本中の基本です。
単純な反復練習だからこそ、
正しい手のフォームを定着させるのに
うってつけなのです。
目的その②、
指の持久力をつけることです。
マラソンも、
いきなりフルマラソンは走れませんが、
少しづつ距離を伸ばし、
走れるようになります。
指の力をつけるのも一緒です。
毎日少しずつ鍛え、
長く弾いても疲れない、
たくさんの和音をつかめる、
力を入れなくても音を出せる、
強い指作りを目指しましょう。
弾ける曲の幅が広がります♪
ちなみに、指は弾かないとすぐに鈍ります。
そこも毎日練習が必要なゆえんです。
目的その③、
色々な指の動きを常に取り入れることです。
海外のピアノ教育では指の練習に、
ハノンもバイエルもツェルニーも使わないそうです。
レッスンの課題曲の表現を
深く練習すること=指の練習にもなっているのでしょうが、
やり方が悪いと、
指慣れしてしまい逆に曲が崩れてしまいます。
そういった意味でもハノンの練習曲は、
譜読みがラクでいながら
色々な指を無理なく、
まんべんなく動かせることができ、
なおかつ毎日の練習に気軽に取り入れられる、
素晴らしい練習曲集だと思うのです。
移調練習も効果的です。、
ちなみに、
ハノンには、音階練習もついています。
音階もとてもとても大切ですので、
併用するべきだと思います。
ハノンと音階の2本立てで、
コツコツ指の力をつけていきましょう!
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