2025.09.14
「サティとドビュッシー どちらが先駆者か」というタイトルで開催された演奏会。青柳いづみこさん、高橋悠治さんのソロと連弾でここでしか聴けない演奏でした。
ピアノはベーゼンドルファー、というだけでなくピアノって脱力したらこんな音が出るんだと感嘆しました!
円熟の極みでもあり、正反対のフレッシュさを感じさせるものでもあり、いいバランスでお二人の特徴が入り混じっていたのかもしれません。
面白い演出もありました。
サティで能の清水寛ニさんが舞われたのです。
西洋の動に対しての日本の静。
ただ立っているだけで惹きつけられる日本独特の文化です。
最初これからこの人は一体何をするのか、歌うのか、踊るのか、はたまた最後まで動かないのかと思うほどに立っているのですが、ひとたび舞い始めるとこれがサティによく合うのです。
演奏だけで惹きつけられるのに、演出も加わり新しい世界観を見ることができました。
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