2022.09.04
前回「レッスンってなんだろう」と考えてみたので今回は「私は何でレッスンしてるんだろう」について書いてみようと思います。
私は独身の時と、結婚してから住んだ土地で子供が3歳になるまで教えていましたがその後また移動がありそこでは主にお母さんとして生活していました。
子育てをしたかったというのもありますが、私がピアノを教える意味を感じなくなっていたからです。
生徒さんとの触れ合いという意味ではとても楽しいレッスンライフでしたが私のスキルがなさ過ぎてどうやって上手くしてあげたらいいか分からない状況になっていき当時すでに限界を感じていました。
本当に今でもひどいなと思っているのは「練習してこないからできないんだよ、練習してきてね」とか平気で言っていたことです。
本当に当時の生徒さんには申し訳なく謝りたい気持ちでいっぱいです。
どうしたらいいか分からないからレッスンを受けているわけだし、生徒さんからしたら「何をどう練習したら上手くなるの?練習して来いって言うけどそれが分からないから練習できないんだよ」って気持ちだったと思います。
あー冷や汗が出ます💦
なので教えるつもりはなかったのですが、自分自身が一からもう一度音楽を勉強し直したいという気持ちで「聴きとり術」「スケール・モード・アルペジオ」の勉強会、そしてピアノランドのテキストを全て著者である樹原涼子先生から直接教えて頂ける「ピアノランドマスターコース」と基礎からやり直しました。
「ピアノランドマスターコース」の受講生のほとんどはピアノの先生方でピアノランドを使ってどう教えるかを学ばれている中で、生徒さんが1人もおらず自分のためだけに学んでいる人はごく少数だったと思います。
でもそうやって4年くらい学んでいる中でこの学んだことを伝えたいという気持ちが大きくなっていき、今に至ります。
私でも役に立つことがあるなら人生の後半をそれに使いたいなあと。
面白いのは伝えようと覚悟を決めてからする勉強の方が何倍も身に付いたことです。
体感比3倍くらいでしょうか(^^)
教えることで、生徒さんから学ぶこともまた多いです。
誰かの役に立ちたいという気持ち、学んだことを自分だけのものとせず伝えたい、一緒に学び合いたいという気持ちで今はレッスンしています。
楽しく学ぶ仲間を募集しています。
無料体験レッスンのお申し込みはa.f.klavier@gmail.comまたはこのページのお問い合わせよりどうぞ