2021.05.14
ピアノランドの3巻に「ダバダバダ」という曲があります。スキャットがタイトルになっているのは面白いですね。
一緒に連弾すると、一人ではそれらしく弾けるのにセコンド(伴奏パート)が入ると途端にリズムがつられてしまいます。
この曲はお互い複雑なリズムが絡み合っての面白さが特徴です。
どうしたらいいかなと考えていたらこの曲全体に流れているクラーベのリズムを一緒に練習していない事に気付きました。
クラーベというのはクラベスというラテン音楽で使われている楽器で鳴らすリズムです。
パターンがいくつかありますがそのうちの一つが「ダバダバダ」には最初から最後まで流れています。ラテン音楽を身近に育った人ならいざ知らずこのリズムが身体に入っていなければこの曲のノリは出せないですよね。何度も聴いて叩く!踊る!ですね。
リズムパートだけを取り出し練習することの大切さを見失っていました。
結局できないのではなく、きちんと教えてあげられてなかったことに反省!
リズムを聴きながら叩いて踊る宿題、次のレッスンでも一緒にやろうね。