2020.10.02
樹原涼子先生作曲のラプソディ1番と2番のレクチャーコンサートが開かれました。
いつもは新刊出版記念レクチャーコンサートは樹原先生お一人ですが、今回は連弾の曲なので小原孝さんとご一緒です。
まず登場された樹原先生がとってもチャーミングでパッとお花が咲いたようです!
続いて小原孝さんとお揃いでレクチャーが始まり、作曲者として熱く語られる樹原先生の横でその箇所を美しい音で演奏をしてくださる小原さん。
それぞれの視点で曲の解説や奏法、練習の仕方を教えてくださって贅沢な時間です。でもなんといっても一番は説得力のある演奏です。レクチャーした通りに弾けるか違う緊張があるとおっしゃっていましたが圧巻でした。2番は引き続き小原さんがソロバージョンを。連弾バージョンからすぐにでしたから頭の切り替えがとおっしゃっていましたが同じ曲なのにこんなにも違うのかと驚きました。一つのピアノで弾く連弾もセッションなのですね。化学反応によってどこに行ってしまうのかわからないような面白さがあります。それに対してソロバージョンは緻密にコントロールされてスタイリッシュでした。
お二人のレクチャーと演奏は今まで勉強してきてもモヤモヤとしていたものを一度で分らせてくれる説得力がありました。
湯気の立つような新曲をものすごい熱量で伝えてくださるレクチャーコンサートは配信でしばらく見られるようです。興味のある方は是非!カワイ表参道にお問い合わせくださいね。
写真は当日の様子とラプソディ2番の表紙の原画と作者の本間ちひろさんがさらさら〜と書いてみせてくださったお絵描きコーナーの絵です。カワイ表参道にしばらく飾ってあるそうです。
写真だけでも楽しさが伝わりますね。