2020.06.08
少しずつ日常が戻ってきました。
勉強会もリモートでしたがまた樹原涼子先生にもお仲間の先生方にもお会いできて嬉しい!
カワイ表参道のパウゼ(100人も入れるホール)をお借りして隣の人との距離も充分とれる環境だからできたことです。通勤時間帯も避けて皆マスク姿でしっかりと対策をして開催されました。
2日連続でのマスタークラス、コード塾です。マスタークラスの今回のテーマはペダルについて。楽譜のペダルの記号は誰が書いているのか、それは信用できるのか、では実際に踏む時の踏み方は?ペダルが書いてない古典の曲をモダン楽器で弾く時は?と広く深い内容でした。
コード塾は分析したように弾けるようになるという目標に向かって毎回様々なアプローチを提示してくださいます。自分に今必要な課題でクリニックしていただき、どうしたらコードが自分のものになるのか主に「聴きとり術」と「スケール・モード・アルペジオ」を使って熱く講義してくださいました。
楽譜に書いてある音符通りに弾くとなんとなく形になるという習慣を越えていくために私にとってどちらも必要で大切な講義でした。
そこに集う先生方は住んでいる地域も、幼い頃からの音楽の背景も、経験値もお一人お一人違います。
「人と比べる必要はない、今の自分の課題に向き合う、どんなに小さな事でも今日できたことを喜ぶ、失敗は当然あるものでそれを失敗と捉えるかどうか」と仰って「君は君のままで」を弾き語りしてくださる樹原涼子先生の優しさに涙してしまいました。笑顔がとても優しくて。
今日がこれからの人生の中で一番若い日です。グズグズ言わずに今日を始めようと思います。
まだまだ大変な中にありますが皆さまもお元気で。
※写真はカワイ表参道で見せていただいたSHIGERU KAWAIのアクションです。
弾くにもペダルを踏むにも構造を知ることは大事です。こうして見せていただき、十分な対策を取って会場を貸していただきありがとうございました。通常とは違いとても大変だったことと思います。カワイ表参道の皆さまありがとうございました。