2020.04.25
アーティストの方たちは表現して人とつながることをお仕事にされているのに、ある日その場が突然なくなってしまいました。長い時間をかけて準備をしていたものが突然梯子を外されてしまって呆然とされたのではと思います。
でもすぐにそれぞれがいろんな形で発信され始めこの閉塞感のある今を愛で満たそうとされています。そう、芸術は愛なんだと思います。
先週末はいろんなアーティストが非公開のライブを公開されていたのであちらこちらへお邪魔してみました。
ONE OK ROCKから始まりBTS、ミスチル、サカナクション、嵐にもお邪魔させていただきました。
純粋に楽しもうという気持ちで見始めたのですがいろんなことが見えてきて最後には軽くメンタルをやられてしまいました。
まず、伝えたいことによってお客さんの層がはっきりと分かれます。ライブって本当に双方向で作られてるんだなと思います。そしてお客さんを楽しませるための不断の努力、徹底的なこだわり、チームとしてのプロデュース力。一番感じ入ったのは人を切り捨てないこと。
最強のチームを作るためにはそれぞれの持ち場で最高の力を持った人をと思いがちですがデコボコの方が強いことを知りました。この分野では得意でない人も別の持ち場で力を発揮できることがある。それが強烈な個性となり、強みになることも。
以前はなんとなく食わず嫌いのものがありました。例えばボーカロイドとか。え、機械が歌うの?そんなの歌じゃない!と分からないものへの偏見がありました。でも、ボカロでないと歌えない歌があったりそれをまた人が歌ってみたり。その奥にあるものは何なのか、それが支持されている理由は?
好き嫌いをジャッジするのはまず聴いてみてからでと思うようになりました。それでこの機会にあちこちのライブにお邪魔してみましたが、やっぱり好きなものそうでないものありました。
でも、それぞれの分野で活躍されている方たちにはそれなりの理由がありました。恐れ入りました。
少しは私も努力できる人間になりたいと思いつつ、今日もリアルでも駆けつけたワンオクのオケと一緒のライブ楽しみたいと思います。