2020.02.08
船出をしてから3回目の講義がありました。他の勉強会にはないこの緊張感は何でしょう。先生は笑顔でわかりやすく伝えてくださるのに。
今回は大きく言うと「音楽の地図を持ちましょう」というお話でした。
調性音楽では街にはお城(属七)は一つずつしかありません。突然自分の街のものではないお城が目の前に現れたらそれは違う街にやってきて旅の通りすがりなのかそれとも転調してその街の住人になったのかというお話です。
図がないとわかりにくいですが、音楽の地図を手に入れて立ち位置や立場を分かって演奏すると作曲家の意図がわかるしなにより演奏が立体的になって物語になるよというお話しです。
機能がお話を運んでいくという意味がやっと分かりました。何年も勉強していてある日あっと結びつく事があります。自分のキャパシティでは受け取れないことがまだまだあり、実践しながらコツコツやっていくしかないと思っています。
クリニックではツェルニー40番の1番をみていただいたのですが機能を感じて弾くことに精一杯になってしまって音型や第何音かを感じることが疎かになってしまいました。
ここでもできないことは二段階導入法ですね。いっぺんに出来なければ一つずつ練習して組み合わせてみようと思います。
練習曲ですが、これがきれいに弾けたら一つステップを上がれるような気がします。たくさんの気付きのあったコード塾でした。