2020.02.05
自宅で小さなコンサートを開きました。お家の方にはレッスンでどんなことをして、子どもたちがどんな風に感じているのかの紹介を、子どもたちには他の人との感じ方との違いを肌で感じてほしくて開きました。
ほとんどの方がご家族皆さんで応援に来てくださって生徒さんは嬉しかったことと思います。興味関心を持ってもらっていることは自分を認めてもらっていることなのでそれだけで嬉しいことです。
最初は聴きとり術のコーナーで今まで聴いてきた5つのコードを聴いてもらいました。聴いたコードのイメージを言ってもらいましたが、誰からも何も出てこないのではという心配は無用でした。さすがいつもレッスンでやってますからね。「氷がはった池で遊んでいてそこから落っこちた感じ」というのはさて何のコードの感想でしょう。
次は体操コーナーです。
プレピアノランドの中にあるよい音で弾けるようになるための体操です。お家の方にも出てきてもらってそれぞれ自分で選んでくれた体操をします。遊んでいるようにしか見えませんが、それぞれに大切な意味があります。楽しくできないと繰り返してやりたくないですよね。
リズムボールをたたくコーナーもそれぞれに工夫があって楽しく微笑ましく、次のお待ちかね!作曲コーナーに移ります。
ピアノを使っても使わなくてもいい、自分の考えたストーリーに相応しい音を探して曲を作るとっても自由な心躍る時間をお家の方にも共有してもらいます。
身の周りにあるものでいろんなことを表現してくれます。コップ、おろし金と歯ブラシ、たくさんの物が登場。ピアノも表すことによって自然と強弱がつきます。「大好きなテニス」組曲「水と森」「逃げまわるプリンセス」タイトルを聞くだけでもワクワクします。
演奏のコーナーはそれぞれ今まで弾いてきたものや、このために頑張ったものなどを披露して温かい拍手をもらっていました。その中には大人になってからピアノを始められてまだ数ヶ月の方の姿も。幼い頃からピアノを習いたかったけどそれが叶わず今、勇気を出して習い始められたのです。旦那さまやお子さんも応援に来られてたくさん褒めてくださったそうです。なんて素敵なご家族なんでしょう!いくつになっても褒めてもらえると伸びますよね。
そして私の「祈り」の弾き語りと最後はお家の方も全員で「ぶらぶらたいそう」をしてお開きとなりました。
ピアノの音の響きに感動されたり、お子さんの演奏に涙したり、それぞれの違いが面白かったというような感想をいただきました。皆さんに喜んでいただけてホッとしています。
次はどんな楽しいことをみんなで作っていこうかなと考えてはワクワクしています。