2019.06.13
ピアノ教室なのに、
歩いたり、
走ったり、
スキップしたり、
小さなボールをついたり、
大きなバランスボールを転がしたり、
バレエや新体操を踊ったり、
スイミングの話をしたり…
でも、これって、音楽に大切な「拍感」という感買うを身につけてもらうためなんです。
「拍感」って??
「拍子感」とも言われますが、
行進曲は2拍子で、1、2、1、2、
ワルツは3拍子で、1、2、3、1、2、3、
というもの
音楽はこのような一定の区切りによって繰り返され、それが、聴く人にとっては、脈のように、又は、波形のように、心地よいスムーズな音楽の流れとなるのです。
みなさんは、指がよく動いていて、音も綺麗で、ミスのないお見事な演奏をしていても、聴いていて、のれないというか、心地よくないというか、単調な演奏だと感じたことはありませんか?
それが、「拍感」がない演奏です。
3拍子の音楽は「1、2、3、1、2、3、」
4拍子は、「1、2、3、4、1、2、3、4、」
と数えながらピアノを弾くだけでは、正しくは弾けますが、本当の意味で拍感のある、人が聴いて心地よい演奏になるのは難しいです。
大事なのは、やっぱり、体の感覚。
ピアノから離れて、音楽に合わせて体を動かすと、意外とスッと体からその感覚が入り、ピアノの演奏も変わってきます。
こういう感覚を身につけることって、生き生きとした演奏ができるようになるだけでなく、音楽を聴いて楽しむのにも大いに役立ちますよ。
だって、この感覚がないと、音楽を聴いてノリノリにはなれないですからね♡
ピアノ教室で、ピアノが弾けるようになるだけでなく、本当の意味で音楽が楽しめる心と体を作りたいものですね。