2018.04.04
先日、桜満開の中、発表会を開催いたしました。
毎年恒例となり、早30年近くとなりますが、
就学前のお子さんから社会人の方まで、
今年はとりわけ色々な立場の方が参加されました。
追加のお席をお出しする場面もありましたが、
静かで落ち着いた雰囲気のコンサートとなり、
お越しいただきました皆さまには感謝申し上げます。
本番一週間前の会場リハーサルまでは、
(特に初めて参加される方は)緊張や不安を感じていらっしゃるようでしたが、
レッスン室で、会場でと何度かリハーサルを重ねていき、
スポットライトを浴びて本番を終えられた時には
「とても楽しかった!」
「他の方の演奏を聞いて、来年はどんな曲が弾けるか楽しみです!」
「ピアノは弾く人によって色々な音が出るんですね!」
「終わった後も、自宅で繰り返し弾いています!」
といった充実した時を過ごされ、一年を締めくくる事ができました。
ショパンの幻想即興曲などの名曲を弾けるようにと
レッスンでたくさんの時間をかけながら、演奏の内容や表現を深めていく事を目指して
皆さま頑張っておられました。
この時期はその方なりの限界に挑戦していく大変さの分だけ、
内面的にもとても成長していかれます。
そして何より一年に一度、応援して下さるご家族や、親しいお友達に聴いていただき、
演奏を通してご自身(もしかしたら違う一面)を表現する楽しさを
お伝えすることが出来れば何よりも嬉しく思います。
今年度も新しくいらした方も含めて、
皆さまが どんな曲を選ばれるか、楽しみにしながら新年度を迎えようと思います。