2021.08.15
近頃、褒めるのは良くないと言う様な事が書かれている書物を目にします。
それはケースバイケースだろうし、
褒め方次第なんだろうなと思います。
私は良く褒める方だと思います。
私がこの年齢の時にはここまで出来なかった。とか。
その頑張る気持ちがすごい。とか。
心からそう思うから。
褒めるべき時じゃないのに褒めても子供は喜びません。
褒め方について思い出すのが、息子の学校の美術の先生と、お稽古で通っていたアトリエの先生でした。
(私は絵は描けないのに、息子は日本画をやっていた義母の血を引いているのか絵が好き)
学校の先生は事あるごとに息子の絵を褒めてくださったけれど、アトリエの先生は誰に対しても褒めない先生でした。
アトリエには上手な生徒さんもいるのに、、
そのお子さんのママにも
「好きみたいですねぇ」
と仰っただけだそうです。
でもみんな楽しそうに通っていました。
ある時先生は息子の絵を
「この絵、気に入ってるので
しばらく預からせてもらえますか?」
とだけ仰いました。
(いつもは作品はすぐに返して下さる)
不思議な気持ちでしたが、理由はお聞きしませんでした。
そして忘れた頃
先生は笑顔で
「ありがとうございました」
と、ただそれだけ仰って返して下さいました。
預かって一体先生はどうされたんだろう。。
でもこの事は息子にはとても嬉しい出来事だったようです。
一方学校の先生の事を小学生だった息子は
「先生はみんなに同じ事言ってると思う」
と、のたまいました。
そんな事を思い出したので、息子に褒めることについて意見を聞いてみると
「誰に褒められたかが大事なんだよ。
褒められて嬉しい!と思われる様な人になればいいんじゃね?」
と言われました。
励まされた?
何だか叱られた様な気分になって終わった会話でした😆
お読み頂きましてありがとうございました!
では又〜、ごきげんよう💕💕