2020.11.19
先日の事
小学校の保護者会で、坊やが積極的だと言われたとおっしゃるママ。
「以前はそうでは無かったので、自信が付いたのはピアノのお陰だと思います」
と言って頂いて嬉しかった💓
そんな会話の後で、ある少年の事を思い出しました。
彼は息子のクラスメートで、表情が暗い事が気になっていました。
学校で会った時に、私がこんにちは!
と声を掛けても黙って目を伏せる。
ご両親が離婚されて、、
彼はパパと一緒に暮らしていたので、普段の生活はお手伝いさんが見ていました。
淋しい思いを随分した様子でした。
しばらくすると2番目のママがいらして、、
彼女は若かったので友達の様に一緒に遊んだり
美味しいご飯を作ったり
面倒見が良かったので、少年の表情が少しづつ明るくなって行きました。
彼女が、
「何かして欲しい事ある?」
と聞いたら
「自転車の後ろに乗ってスーパーに連れて行ってもらいたい」。
と言ったそうです。
自転車の後ろに乗せてもらっている子供を見て、ずっと羨ましいと思っていたみたいです。
彼女の車はグリーンのジャガーだったけれど、それからは自転車に乗り換えました😊
チビっ子力士の様な重い子を乗せて、一生懸命にペダルを漕いでいる姿を見てエライなぁと思っていました。
でもお勉強に関しては長い間放って置かれたせいか、授業に付いて行けない状況の様でした。
ある時、そのママから聞かれました。
「息子がピアノを習いたいと言っているんですが今からでも習えますか!」
と。
私は良いチャンスだと思いました。
ピアノで自信をつけてあげられる!
それからのスタートはピアノ以前の事からでしたが、1から始めたピアノは上達して行きました。
性格もだんだんひょうきんさが出てきて、自分より先に始めた園児ちゃんの事を
「先輩!」
と呼びかけて敬語で話していました😆
発表会で坂本龍一のエナジーフローをしっとりと聴かせてくれた時は泣きそうになりました。
彼は指先にも適度な厚さのお肉が付いていて、良い音が出たのでした。笑
成人してから会った時に、
「友人がピアノに興味を持ちはじめたからたまに教えているんですよ。僕は楽譜が読めるんで」
と言っていました。
「僕は楽譜が読めるんで」
自信を持ってそう言っていました。
とっても嬉しかった。
昔はお相撲さん体型だったのにキュッと引き締まって好青年になっていました。
お読み頂きましてありがとうございました。
では又〜、ごきげんよう😊