2019.02.24
現在大学3年生の女子生徒の話です。
彼女は昔ソナチネを弾いていた頃、
「クラシックは好きじゃない!」
と言い出しました。
そこで私は思い切って王道のテキストは全部お休みにして、ひたすらポピュラーをやってみる事にしました。
でもいつか絶対にクラシックを弾きたくなるはず! と信じて、楽典をやりながら、アレンジの綺麗なポピュラーの曲を選ぶ事に専念しました。
ポピュラー三昧の日々が3年程経ったある日、発表会が終わった直後のレッスンの日の事でした。
「クラシックの曲をやりたいです!」
と来るなり彼女は言ったのでした。
(ヤッタ〜! 良かった〜〜!)
私は飛び上がりたい程嬉しい気持ちでした。
それ以来ずっとクラシックを弾いて現在に至っています。
子供の頃はぶっきら棒に弾いていたのに、
そ
今はピアノが歌ってる。
ショパンは切なく聴こえます。
「今年は秋に発表会をしたいと思ってるのよ。又頑張ってホールの抽選に行って来るね」
と言うと、
「じゃあ早く就活終わらせないと!
バイトでも早くしてくれと言われているんです」
と言っていました。
バイトも同じ所で長く続けているので頼りにされているのでしょう。
もうお局様?
彼女もリケジョ。
私はこんななのに、(どんな?)生徒達に何とリケジョの多い事よ。
就職してもきっと色々な事を乗り越えて、同じ会社で頑張って行くだろうなと想像しています。
お読み頂きましてありがとうございました!
では又、ごきげんよう。