2018.03.13
「怒ってくれてありがとうございました」
生徒達から頂いたカード類を入れてある宝箱が一杯になったので、
大きい箱に入れ替えようと中身を出したら、
こんな手作りカードが出て来ました。
これには、
「怒ってくれてありがとうございました」
と書いてありました。
この女の子ちゃん、小学生の時から内気で声も小さいし字も小さい。
私はいつも、
「もっと大きな声で!」
「そんな米粒みたいな字を書いてちゃダメ!」
「ピアノでは何を言っても罪にはならないからもっと感情をぶつけてごらん」
と言って来ました。
感情をあまり表さないのは周りを気遣う優しい性格からも来ていると感じていました。
でも内には熱いものを秘めているので、年齢と共にピアノは雄弁になって来ました。
高3だった昨年の今頃、彼女は浪人する事に決めてピアノは夏頃からお休みしていました。
6年生の時に書かれたこのカードを見つけて、受験はどうなったかな?と思っていた所に、、、
「第一希望の国立大学に合格しました!」
と連絡が入りました。
すごい偶然です。
自己主張が苦手だった子が自分を押し通して頑張った事に拍手でした。
彼女の成長っぷりが嬉しくて嬉しくて。。。
そして、
「ピアノ再開したいです!何曜日空いていますか?」
と聞かれました。
ピアノのセンセってその子の成長を側で長く見る事が出来て、幸せな仕事ですよね。 感謝!
今日もお読み頂きましてありがとうございました(o^^o)
では又友引の日に、ごきげんよう。