2017.07.30
今日は私の誕生日。
子供の頃のように嬉しくはないけれど、ここまで見守ってくれた両親に感謝する日だと思っています。
今日は私が大昔に母に感謝したエピソードを書きますね。
小学生の時に、とてもピアノが上手な先輩と遊んでいたら
「いやだな〜明日はピアノだ」
と彼女が言うのです。
え?
ピアノがイヤなの?
私はピアノの日になるとスキップしたくなるほど嬉しいのに?
ふしぎ〜〜
と思いました。
それから程なくして私のピアノの先生が遠方に引っ越しをされる事になり、母と新しい先生の所に面談に行く事になりました。
するとまさか、、、
件の先輩の先生だったのです!
ビックリしました!
たまたま先輩のレッスン中だった先生は、とても怖い声で
違う!
違うっ‼︎
違う〜っ‼︎‼︎
そう、それ。
と仰っていました。
(音の間違いの事ではありません)
私にはどれも同じ質の音に聞こえていました。
レッスンが終わると私に、今何のエチュードをやっているかとお聞きになりました。
私が答えると先生は母に
「遅いですね〜、ギリギリですね」と。
何がギリギリなのかさっぱり分からないでいると、
先生は電話で私と同じ学年の生徒さんをお呼びになり、演奏させました。
凄い迫力でした。
先生は、この位弾けないと弟子にできないと仰って、私はピアノの音を一音も聴いて頂けないまま門前払いとなりました。
子供心ながらに
あんな先生に教わったらピアノが嫌いになっちゃう。
断られて本当に良かった!
と安堵し、いつものピアノのレッスンの帰りのようにスキップして帰りました(笑)
お母さん、そのあと奔走してステキな先生を探してくれて本当にありがとうございました!