2023.06.09
石川県七尾市で
〝アンサンブル金沢〟の団員の方々が
幼稚園生!から大学生・一般までが弾くピアノと
共演してくださる演奏会を
聴いた。
ピアノソロのコンクール(過去5年間)での
最優秀賞受賞者が
一流の弦楽器奏者と
『共演する』という
何とも素晴らしく、凄い企画だった。
幼稚園生の男子は
『ブルクミュラー』の一曲を
バイオリン🎻とチェロとの3重奏。
満面の笑みで登場し、
〝出だしを合わせなきゃ〟と
バイオリニストに顔を向けて静止し、
スッと演奏開始。
途中、主旋律が弦楽器に渡ると、
自分の音のバランスを聞きながら演奏。
最後まで
楽しい❣️弾くことが嬉しい❣️が漂っていた。
中学生の女子と男子で
モーツァルトの『2台ピアノのためのソナタK448』
当然かもしれないが
それぞれに自分の音楽への考えを音にして表現し、
その上
早いテンポの中で、相手の音を聴きながら合わせて、
モーツァルトらしい音と演奏を創っていた。
中学生で見事だった。
高校生女子による
ベートーヴェンのピアノコンチェルト3番もあった。
コンチェルトは
どの部分に注意を払うのか、
また
自分の役割を理解してそれを演奏にできるか。
そして
演奏者のセンスも問われるが
様々な事を良く考え、演奏されていた。
『ひとりでピアノを弾くこと』と
まるで違うことが沢山要求される
『アンサンブル』
『アンサンブル』の経験を重ねたら
『ソロのピアノ』も
上手くなるような気がする。
ひとりで弾いていると
『聴いている』ようで
実は『なんとなく聴いている』
自分の音やリズムやテンポに
もっと
繊細な神経が働くのではないだろうか。
今回の演奏会
20人近い
幼稚園生〜一般の方までの演奏に
アンサンブル金沢の
バイオリニスト4人
ビオラ2人
チェロ2人
コントラバス1人
の方々が
13時〜19時頃まで
ずっと演奏を続けてされていたこと。
しかも
若い演奏家たちに
常に温かい立ち振る舞いでステージを創ってくれており、
演奏で
限り無い支えがあった。
なんと言っても
共演してくださった弦楽器の方々の演奏が
素晴らしすぎました‼️
こんなに長い時間
しかも間近で
あの有名な
『アンサンブル金沢』のメンバーの音や演奏を聴けたこと
幸せ過ぎる時間でした。
我がピアノ教室でも
連弾は大事と
力を入れてきたことは
間違いなかったかなと思いました。
そして
もっと
息の使い方を
私も
そして子供達にも伝えたいと感じた一日でした。
我が娘も
素晴らしいバイオリニストの方と
共演させていただきました!
娘の発信する音楽を
しっかり受け取ってくださり、
娘も
自分の音楽を表現させてもらえた感じがしました。
音楽は
『果てしない』
ですね。