2022.03.30
第25回スプリングコンサートが
終了いたしました。
コロナ感染者がなかなか減少しない状況下での開催でしたが、
レッスン生もご家族の方も、
沢山の制約やお約束を、大変快く引き受けて下さりました。
小さなご兄弟へのご配慮。
集合時間や会場内での会話。等等。
お陰様で、
素晴らしいスプリングコンサートになりました❣️
〝初めての発表会〟というレッスン生が8人。
〝音楽堂大ホール〟
見渡す限り、沢山の座席が、ちょっと暗いなかに並んでいて、
天井が、とてつもなく高くって、
そこには見たこともない〝パイプオルガン〟があって!
2台のピアノが並んだステージも
歩いたら何歩もかかりそうなほど広い・・・
きっと
〝いったいここはどこ?〟
〝わたし、ぼくは、ここでなにするんだっけ?〟
たった5才〜6才という年齢の子ども達。
最初の演奏『ピアノランド』を弾くため
舞台上の椅子に座った時に、
10人みんなが
そんな表情でした。
ところが!
まずは
『ピアノランド』の連弾。
弾き始めの約束も
弾き終わった時の手の上げ方も
みんな
練習と同じようにできている!
そして演奏も
レッスンで弾いた通りのテンポで、
誰もミスタッチなく!
となりで弾いていて
普段の⚪︎⚪︎ちゃん⚪︎⚪︎君の弾き方であり、
むしろ緊張感があって
いつも以上に良く音を聴いて
息の合った連弾になっている‼️
のが、伝わってくる。
連弾しながら、
わくわくして、心が嬉しくなっていた。
指導者冥利に尽きる感じがした。
子ども達の底知れぬ力。
土壇場で、全力を出し切れる能力。
凄い!
そして、
練習ってすごいなあと思った。
今回
発表会前まで
多くのレッスン生達が
家で
驚くほど沢山練習している様子が伝わってきていた。
発表会が近づくにつれて
子ども達が『自分の曲』として弾けるようになっていった。
『今できないところが、舞台で偶々できることはないよ』という
私の話を心で受け止めて、練習してくれた。
今年も、残念ながら、
一部・・・小学生までの演奏(写真撮影後終了とし二部は視聴希望者以外帰宅)
二部・・・中高大生と大人の方の演奏
となり、
小さい子ども達に
〝練習したら、ピアノを続けたら、こんな演奏ができるのか‼️〟
〝ピアノを弾くってかっこいいなあ〟
〝わたしも、ぼくも、あの曲弾いてきたいなあ〟
という
発表会の
もう一つ大きな副産物を小さい子達に
体験させてあげることができなかった。
来年こそは
小さい子達が大きい子達に聴いてもらって大きな拍手をもらえる。
大きな子達も沢山のお客さんのいる会場で演奏できる。
心からの願いだ。
そして
コロナ禍以前にやっていた
〝全員での物語ステージ〟ができること。
最後にステージに揃った時
そこにはレッスン生の満面の笑顔があるはず。
ピアノが弾けるってやっぱり楽しい。
そして
聴いてくれる人がいて演奏できること。
そこには特別な凄さがあること。
その上
温かい拍手はとてもうれしい❣️
おひとり、おひとり、
全ての方の演奏に
ドラマがあり、
感動がありました。
また
陰で、沢山の方々に支えがありました。
発表会の素晴らしき足跡👣を
これから何回かに分けて
シリーズでお届けいたします❣️