2022.03.01
発表会まであと1ヶ月。
1年生のRちゃんは『ガラスのくつ』を弾く。
シンデレラのお話の曲だ。
シンデレラのどんな様子か
どんな音で弾こうか
沢山考えて
いっぱいいっぱい練習した。
いっぱいいっぱい練習しているRちゃんの後ろに
ご家族の応援、声援が
いつもあったようだ。
お母さんが
「今月はRのお誕生日なので
シンデレラが上に乗っているケーキ🎂を注文しました❣️」
すごいなあ❣️
そして
気持ちよく弾けるようなドレス👗も決めたとのこと。
Rちゃんは
いつも、にこにこ顔でピアノを弾く。
驚くほど練習をしてくる。
お家の方々のあったか〜い手のひら🤲に乗っかって、
安心して
ピアノを弾いているように感じる。
3年生の双子ちゃんのNちゃんとHちゃん。
いつも
家でモーレツに練習をしてきているのが良く分かる。
おふたりとも、
レッスン室に入ってくると、
ピアノにさっさと座り、
さっさと弾き始める。
毎週、
明らかに上手くなっている。
お母さんのメールに
「弾いた後、今のは何点だった?と訊かれるんです!」
と書いてあった。
お母さんはとってもお忙しい仕事をしている。
でも
おふたりのピアノを
何かのついででは無く、
向き合って聴いて下さっている。
NちゃんもHちゃんも
お母さんの手のひら🤲に
安心して、乗っかって
その温かい手が、とにかく心地良いのだろう。
まずは
“お母さんに聴いて欲しくって〟
練習をするのだろう。
年長さんのH君は
お父さんの一言に励まされて
自分で選んだ発表会の曲『虹🌈』を
両手で取り組んだ!
最初は
お父さんがお休みの日に
練習に付き合ってくれたようだ!
そして先週は
お母さんが
「ひとりで黙々と練習していました」
H君も
玄関を入るなり
「1000回位弾いたよ!」
と報告してくれた。
難しい両手が
見事にできていた!
お父さんの
大きくて、揺るぎない手のひら🤲に
H君は
迷いなく乗っかって
限りない自分の可能性に挑戦できたのだろう。
発表会の初舞台が
とても楽しみ。
親の手のひらは
温かい。
すぐそばから
息遣いも感じられる。
そして
いつでも
飛び立てるように
手のひらは
開かれている。
そんな手のひらに乗れる子どもは、しあわせだなあ。
手のひらに乗せられる親でありたいなあと思う。
私も
ピアノの30分間は
レッスン生が
安心して乗れる、
温かく、乗り心地の良い手のひら🤲になれるように
技術も
心も
磨いて行かなければと思っている。