2021.09.29
すでに子育てを終えたレッスン生のNさんが
レッスンの合間に
こんな事を話された。
3人の息子さんが学校から帰ってきた時の
〝声〟と〝顔つき〟で
〝いつもとちがうな〟
〝なにかあったかな〟
と、大体分かる!
でも
「なにかあったの?」
とは決して聞けなかった。
元気のない顔に向かって
理由を聞くことはできなかった•••と。
そんな時は、たとえば
ちがう話をして、様子をみたり、
好きなものを食べさせてみたりしていたということだった。
私は
「Nさん!痛いほど分かる。おんなじだあ」
その情景が
自分の子育ての沢山の〝あの場面〟と重なり、
遠い昔を
懐かしく思いだした。
ピアノ教室の先生が
以前話していたことで、
レッスンが終わってすぐに
「楽しかった?」と
お子さんにおっしゃるお母さんの言葉に
「んーん•••」
と思ってしまうことがあるという。
毎回のピアノのレッスンが
〝たのしい〜〟だけでないこともある。
我がピアノ教室の
1年生Rさんのお父さん。
先週、レッスン室で待っていてくださり、
レッスンが終わった後に
「最後の〇〇は、むずかしかったねー」
と和かに言ってくださった。
(最後にやった音当てでRさんが迷っていた)
とてもありがたい一言だった。
年長さんYさんのお父さん。
Yさんが
途中飽きようが、私に注意されようが、
一切口出しせず、
毎週、最後に
「はい!良い姿勢で先生にあいさつ!」
と号令をかけ
親子で一緒にお辞儀をしてくださる。
とても清々しい。
私も一緒に
お辞儀をする。
レッスンがどうであっても
とても良い終わり方ができる❣️
〝声かけ〟
大事な大事なお子さんへの一言。
学校でも
習い事でも
良いことも、そうでないことも、
起こる。
大人の一言で
〝また明日がんばろうかな〟と思えたり、
心が笑顔になれるかもしれない。
子どもは宝物だから❣️