2021.06.23
レッスン室に入って来たとき
足取りや
表情や
最初の一言から
小さな年齢のお子さんほど
〝今日のきもち〟が伝わってくる。
ここで
私の頭の中は
一気にフル回転する。
準備していたレッスン内容を
入れ替えようか
取りやめて、別なものから入っていこうか。
与えられた30分で
気持ちが乗っていないお子さんを
どこかでピアノに向かわせ
最後は
来て良かったかも❣️と思えるように。
小さな年齢のお子さんのレッスン30分間
私は
大きいお子さんとは違う脳を
フル回転させているかもしれない🤗
でも❣️
土曜日の小さなレッスン生たち
みなさん
〝練習してきたよー〟
そんな言葉が
お顔に書いてあるような
ミニピアニスト達🎹
♬3年生のNさん
今年4月の発表会に演奏した曲を
レッスンのどこかで、毎回、突然弾き出す〔笑)
すっかりNさんの音楽になっているし、
弾いているNさんの表情が、幸せそう。
そして、
前回レッスンした曲も、どこか、確実に弾けるようになっている。
♬双子の3年生HさんとNさん
どちらも
練習してある楽譜を持って
〝弾けるようになったよー〟と言いながら
ピアノに腰掛ける。
毎週2人とも
すごい勢いで前回の曲を仕上げてくる。
Hさんは
新しい本になって、毎回一曲完成のペースで進んでいる。
Nさんは
先週両手と指遣いで悩んでいた曲を
8分の6拍子のリズムに乗ってスラスラ弾いていた‼️
そして
〝できたけん〟が
2人とも
最高枚数を維持している❣️
♬年長さんのMさん
バーナムとピアノランド
今レッスン中の曲の3曲先ぐらいまで(もっとかな⁉️)
実はすでに練習してある様子。
30分では時間切れで
Mさんの貯金は溜まる一方😅
いかに無駄なくレッスンを進めるか
こちらの力量が問われる。
♬始めたばかりの年長さんYさん
お話のテンポも
指の使い方も
目の表情も
上質な絵本から飛び出したように
温かく、表現がとっても豊か。
〝がんばるぞー〟という雰囲気ではなく、
〝おんがくってイイね🤗ステキだね〟
側にいて、
教える事を忘れて、
一緒に音の中にいる幸せ感を味わってしまう。
まだ3回のレッスンだが
自分の音楽の世界を造っている。
♬4年生のKさん
ピアノを始めて3年目。
ブルクミュラーの結構難しい曲を
驚くほどしっかりと譜読みをしてくる。
バーナムも3冊目。
とにかく
弾けることがうれしい😊感のKさん。
きっと
練習は大変だけど
練習したら弾けるようになる事を知っているから
大変な練習を
今では〝楽しんでいる〟感じがする。
自分の意思で練習しているから
レッスンでは
毎回何かを掴み、自分のものにして、
ぐんぐん大きなピアノになっている。
小さな小さなピアニストたち。
練習って
やっぱりすごいことだなあ。
土曜日の小さなピアニストたち編でした❣️