2021.01.06
明けましておめでとうございます🎍
全国の皆さんはどんなお正月を過ごされたのでしょうか。
おそらく
例年とはだいぶ異なった
年末年始だったことでしょう。
我が家も
娘達は、東京の住まいで ふたりで。
私は、 夫と我が家で ふたりで。
リモートで「良いお年を〜💕」
「明けましておめでとう🎍」
そんな訳で
元旦は〝時間たっぷり〟となり、
ゆっくりと、思いのままに、ピアノを『初弾き』しました。
2日と3日だけは例年通り
やはり、見逃せない、『箱根駅伝』
(夫は部屋に閉じこもって溜まった仕事のようなので😱)
毎年行われる『箱根駅伝』
大学生が
長い距離を走る🏃♂️だけでなく、
〝たすき🎽をつなぐ〟という
その使命感には、想像を絶するものがある。
ひとりで走リきる🏃♂️
ひとりでピアノを弾ききる🎹
失敗した時、
自己責任で、心を整理することができるが
たすき🎽をつなぐことは、
次元が違う感じがする。
それだけに、
〝仲間〟が居ることで
とてつもない力が、走る選手に加わってもくる。
さまざまな人間模様が
毎年繰り広げられる。
今年の箱根駅伝は
予想を超えた事が沢山起こった。
まず、その原因は
コロナで
各学校の練習がまるで通常通りできなかったということだろう。
優勝校の『青山学院』
本番直前で
4年生部長が怪我で走れなくなった。
この部長は、
コロナの中で
大人数のメンバーに
ひとりひとり関わり、まとめてきたらしい。
原監督は
「途中走れなくなり、たすきが繋がらなくとも
キャプテンを走らせて欲しい」と全部員に頼んだ。
どの大学も
とにかく、たすきを繋ぎ🎽
前年優勝校なら『優勝』できるように
全ての作戦を練るのだろう。
この原監督の最終目的は
『優勝』ではなく
『人を育てる事』なのかなと思った。
時に教育の現場で
ひとりを生かすことは
全員を生かすことにつながることがある。
反対に、
全体の形だけを整えようとする時、
ひとりが大事にされないことが起きる。
往路が12位で終わった青山学院。
監督は夜のミーティングで
「明日は兎に角、シード圏に入ろう」
と話したことに、選手達は
「僕たちはそんな力ではない。復路優勝する」と。
監督は
「子ども達に申し訳ない事を言ってしまった」と。
そして、
言葉通りに
復路優勝🏆を果たした子ども達。
また
優勝した駒澤大の最終ランナーに
監督は
「区間賞を目指せ」と言った。
しかし、走る子どもは、
「絶対1位になる」と心で思ったそうだ。
そして
あり得ない差を縮めて、
〝優勝〟してしまった。
子どもとは、
それまで
どう育てて
どんな言葉をかけて
どこまで本気で信頼するか。
じっと、待てるか。
子どもの可能性は
分からない。
分からないほど、奥深い可能性を持っている気がする。
信じて、
じっと待って、
良い手立てを与え続けたら、
必ず、
いつの日か伸びるし、
想像もしない力を
いつか、出せるものなのでしょう。
明日から始まるレッスン。
今年も
じっくりレッスン生と関わろうと思っている。
沢山の手立てを準備して、
惜しげなく試して、
待って。
今年は
子ども達の〝あの笑顔〟を
どのくらい見られるかな🤗