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> 『音で話す』と『言葉で話す』
上野学園大学ピアノ科卒業 福島県内小・中学校で教員として勤める。 その後ピアノ教室を開く。 教員時代は管弦楽や吹奏楽、合唱部の顧問を務め、こども音楽コンクールでは東北大会に出場。スイスの合唱...
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『音で話す』と『言葉で話す』
2018.08.12
ピアノランドテクニック(中)に
言葉を使って
〝歌う〟ことを学ぶところがある。
スラーの記号を見れば
子供たちは
音を切らないで
つないで弾こうとする。
では
そこに日本語のことばを入れてみたら・・・
「わたしは」とか
「おいしい」とか。
そうすると!
突然
子供たちの弾き方が魔法のように変わる🧙♀️
『生きている』音になる。
4つの音の出し方が
すべて役目を果たしている!
指を離さないようにして
次の音に渡そうとしているし
自然に手首も移動している。
決して
最後の音が
手の都合で大きくなったりも
しない。
音楽ドリルで
4拍子は
『強・弱・中強・弱』
と知っていても
では曲を弾く時、
そのことを
果たして活かせるかどうか。
音で表わせるかどうか。
言葉のない音楽。
その『歌いかた』
そして
『歌う弾きかた』を
いかに
子供たちに納得させて、
弾かせるか。
「これっておもしろい!」と
子供たちの心にストン!と落とすには
そこに
ぴったりの日本語があると
音がたちまち姿を変えて
生きてくるように感じる時がある。
子供たちが毎日使っている日本語。
繊細な表現や
我々日本人に通じる感覚的表現など、
日本語の良さを生かして
曲の旋律にうまくあった言葉を投げかけたら・・
それに
技術を乗っけたら・・
子供たちも
納得して!
「音で表現するって楽しいな」って!
「音楽を歌うってこれか!」って
ピアノを弾くことへの
向き合いかたが違ってくるように思う。
そこで問題は
どんな日本語で
どのタイミングで
語りかけるか。
そう考えると
教師の下準備は
際限なくあるし
どんな風に表現させられるか考えることは
また際限なく楽しいことでもある。
教師も
日常の中で
美しいものに心を向け、
また
日本語を
美しく使って表現する生活も
とても
大事なことと思う。
そして
このような仕事ができることに
ふっと
感謝したくもなる。
またこういうことをわかってくれる子供たちの
その感性に
心から
感動する。
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